高機能商品部について
概要
1986年に真空成膜の事業を開始してから30年以上、神戸製鋼所高機能商品部では600台以上の装置を販売し、日本のみならず世界各国のお客様にご愛顧いただいております。表面処理が求められるアプリケーションは年々拡大を続け、切削工具、自動車部品、航空部品、医療部品、そしてエネルギー向け部品等、普段生活している上ではあまり気に留められないところではありますが、着実に増え続けております。
ミッション
当社が手がける成膜手法の中でも「PVD(物理気相成長)」は、高硬度および高密着を実現可能な方法の一つであり、さらなる大量消費、大量生産の時代が迫る中、高耐久化、低摩耗化、そして高機能化を実現し、世の中に貢献できる高付加価値を持った成膜技術とえいます。
神戸製鋼所高機能商品部は、この技術を扱うことができる喜びを胸に、PVD成膜装置の世界ナンバーワンメーカーとして、表面処理ニーズの認知向上と拡大を進めるとともに、より多くのお客様へ高度な表面処理ソリューションを提供し、世の中に貢献していくことをミッションとしています。
兵庫県にある高砂製作所、米国「KOBAC社」、ドイツ「KCS社」では、お客様のご依頼・ご要望に添えるよう、サンプル試験を実施できる体制を整えています。サンプル試験のご依頼や商品説明、表面技術の案内等、皆様からのお問合せを心よりお待ちしております。
神戸製鋼所高機能商品部の歴史
1986年 | 機械事業部門 開発本部 機械開発部 真空成膜室として発足 |
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1987年 |
初の真空成膜装置を外販
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1988年 | 世界初の量産インライン型装置を販売開始 |
1992年 | AIP-6036型装置納入(神戸製鋼発のオリジナルシリーズ商品) |
1993年 | ロッド型蒸発源を開発、ピストンリング向け専用装置を開発、初号機納入 |
1994年 | 高機能商品部発足 |
1995年 | ロールコーター(AIP)初号機納入 |
1996年 | 自動車量産部品向け装置納入 |
1997年 | 外販装置台数100台を突破 |
1998年 |
工具向けインライン装置納入 UBMS装置初号機納入
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2000年 |
AIP-Sシリーズ(S40、S70)初号機納入
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2001年 | AIP-Sシリーズ海外向け初号機納入 |
2003年 |
ロールコーター(スパッタ)初号機納入 外販装置台数200台を突破 |
2005年 | 日本金属学会技術開発賞受賞 |
2006年 | 外販装置台数300台を突破 |
2007年 |
高砂コーティングセンター設立 米国にKOBELCO Advanced Coating(America),Inc.設立
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2009年 |
ドイツKCS Europe GmbHと業務提携契約締結 高砂コーティングセンターにてAIP受託コーティング事業開始 神戸市より産業功労者商工業功労者技術功労者部門で表彰 |
2010年 |
近畿地方発明表彰発明奨励賞受賞 外販装置台数400台を突破 |
2012年 | ロールコーター(CVD)量産装置初号機納入 |
2013年 | ドイツKCS Europe GmbH新工場完成 |
2014年 |
AIP-Gシリーズ初号機納入 外販装置台数500台を突破 |
2015年 | 新型エッチングシステムFAPE-S装備装置初号機納入 |
2017年 |
外販装置台数600台を突破 小型AIP装置AIPocket初号機納入
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神戸製鋼所企業情報
会社名 | 株式会社神戸製鋼所 |
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グループブランド | KOBELCO |
所在地 | 〒141-8688 東京都品川区北品川5-9-12 ONビル |
創立 | 1905年 |
設立 | 1911年 |
資本金 | 2,509億円(2021年3月31日現在) |
従業員 | 連結40,517人(2021年3月31日現在) 単体11,837人(2021年3月31日現在、出向者を除く) |